学術機関共同研究
ヤマガタヤ産業では、木を使ったオリジナル商品を開発する一方で、地元の学術機関との共同研究を進めています。
特にオリジナル商品「木の塗り壁Mokku」に関しては、様々な性能の実証実験をする段階で多くの学術機関のご協力により、ひとつずつ実証していきました。
ここ数年は、商品の基本性能から一歩進んで、「木」そのものが持っている力に注目し研究を進めています。具体的には、人や動物などの生体が木を使った環境の中で生活することで、どういった変化が起きるのか、またどのような影響を受けるのかについて主に研究を続けています。
その研究の中で、木の香りを嗅ぐことで「ストレス抑制効果」が得られたり、「記憶障害の改善」効果が見られることがわかってきました。今後もさらに研究をつづけ、私たちの生活の中に「木」を取り入れることの有効性を追求していきたいと思っています。
私たちはこれからも「木と暮らす」という大きなテーマの中で、研究をし続け、情報の発信をし続けていきたいと思います。
社内実験施設
社内に実験棟を建て、その中で様々な実証実験ができるようにしています。この部屋は同じサイズで作られており、壁の仕様以外すべてが同じになっています。この中で部屋の壁の状態を変えて比較実験をしたり、実際に自分たちが中に入って様々な測定値を計測したりしています。こういった地道な計測実験データを積み重ねて研究を続けています。