プレスリリース

森と人にやさしい、持続可能な建築循環を目指したぎふの木の家「デジタル展示場 MOKU TOWN」オープン

〜 いつでも、どこでも、家づくりがスマホでできる!みんな集まれモクタウン〜

岐阜県産材活用の産学官連携サプライチェーン「ぎふの木ネット協議会」運営事務局のヤマガタヤ産業株式会社(本社:岐阜県羽島郡岐南町、代表取締役:吉田芳治)は、いつでも、どこでも、家づくりがスマホでできる、岐阜県産材を活用した地域工務店モデルハウスが集まった「デジタル展示場」を2021年5月1日(土)よりオンライン上にてサービススタートいたします。当事業は地方創生やDX化に実績のある日本ユニシス(株)(東京都)と共同実施で行います。

【補助事業】当事業は、経済産業省ものづくり補助金ビジネスモデル構築型、岐阜県林政部デジタル総合住宅展示場構築支援事業の採択事業として行政の応援を受けています。

【URL】https://mokutown.jp/  
(参考:ぎふの木ネット協議会https://gifunoki.net/

(※画像は製作途中のイメージであり、変更になることがあります。TOPページは上図のようにタウン表示になっており、右上「木が家になるまで PLAY」を推すと、山から木が切りだされて家になるまでのサプライチェーンの流れがユーザーに視覚的に理解できるアニメーションとなります。)

【参加企業募集】岐阜愛知の工務店40社、木材メーカーその他企業10社程度のコンテンツ展示による情報発信からスタートし徐々に参加企業を増やしていく予定であり、随時参加企業募集中です。

【What: ものづくりのストーリーが伝わるデジタル展示場※】

「デジタル展示場」では、VRや動画等の技術を活用して家にいながらモデルハウス等が見学できる他、普段ユーザーが見学する機会のない林業者や製材所の木材生産現場、工場の様子を見られるなど、家づくりが完成するまでに携わる多業種のものづくりのストーリーを体感でき、オンラインでありながらもユーザーにとって「生産者の顔の見える」展示場を目指し、コロナ下の生活様式においても安全に、ユーザーの家づくりのパートナー選び、商品選びに役立つ情報提供をすることを狙っています。

(※右下画像はYOUTUBE内ぎふの木ネット協議会ページの動画一部のサムネイルだが、実際のサイトはこれらのようなインタビュー動画が並ぶ。) このデジタル展示場の企画運営について、国産材活用やサステナブルな資源循環を目指しDX化ソリューションに実績のある日本ユニシス(株)と共同実施することで、地域中小企業の認知拡大とDX化を促進し、地方創生に貢献します。)

【What: 地域工務店とユーザーがリアルにつながるデジタル展示場※】

「デジタル展示場」ではモデルハウスの閲覧だけでなく、ユーザーは気に入った工務店があれば、そのままサイト上からオンライン見学会やワークショップ等の予約ができる等、工務店とコミュニケーションができます。そしてリアルモデルハウスや事務所へ訪問する等、デジタルだけで終わらない、人と人のつながりができる展示場です。

このような顧客コミュニケーションについて、全国2000以上の工務店での活用実績のある住宅業界専門クラウドシステム「ケンガククラウド」と連携することで、地域工務店の集客関連業務の削減とDX化を促進します。

(サイト内で、工務店が行うイベントや建築施工例、モデルハウスの検索がGoogle mapと連携して行える)

(サイトト内で、VRモデルハウスのウォークスルーが体感できる)

(サイト内で面談予約まで完了できる)  (施工例も画像や文章入りの詳細情報が分かる)

※「デジタル展示場」コンテンツの案は以下の通りです。コンテンツは今後増える可能性があります。

  • 岐阜県産材や国産材を活用した住宅のモデルハウスのVR(バーチャルリアリティ)(約40棟)
  • 地域工務店や設計士等のこだわりや家づくりへかける思いを紹介する動画(約40社)
  • 林業、製材、プレカット工場、家具工場などの木材生産の様子や商品紹介の画像・動画(約10社)
  • 不動産情報・分譲住宅情報の検索機能
  • 施工例から選ぶ、家づくりパートナー(業者)の検索機能
  • 工務店・不動産業者のイベント(内覧、ワークショップ等)検索機能・予約機能
  • 家づくりが初めてのユーザーに向けた、プロが教える家づくりのハウツーに関する解説動画
  • 大学の最新木材研究実績
  • 行政からの家づくりに関するお知らせ、補助金情報
  • 清流の国ぎふマスコットキャラクター「ミナモ」出演のオリジナル動画
  • 木と家のことが学べるオリジナルストーリーアニメ「新3匹のこぶた」

【Who: 持続可能な森林、建築、地域社会を目指した協議会が、家づくりにおけるDXを実現する】

「デジタル展示場」は、地元岐阜県産材の推進を通じ、未来のこどもたちのために持続可能な森林、人、地域社会を目指すぎふの木ネット協議会が運営します。協議会では、「森を守る(森林環境整備)、人を守る(健康で安全な空間の推進)、技術を守る(人材育成、技術基盤の向上)」をキーワードに、ユーザーが安心できる木質空間の創出と、地域社会・地域産業基盤の整備発展、SDGsの目標達成を目指しています。

協議会は当社が事務局運営を行い、現在200以上の異業種企業に会員として参加頂き、また岐阜県林政部や岐阜県森林文化アカデミー、森林組合、大学教授などにオブザーバーとして参加頂き、産学官連携による中小企業のサポートも積極的に実行しています。

木材・建築業界に携わる地域中小企業の、短期的なコロナ下における課題解決と、長期的に持続可能な企業への成長のために、協議会として「デジタル展示場」を運営することで、地域中小企業の集客・営業面でのDX化のサポートをしながら、家づくり全体のDX化への寄与を目指しています。

【Why: 家づくり、建築のエシカル消費を推進】

協議会会員の岐阜県産材を活用した家づくりのサプライチェーンのように、パートナーシップによって目標達成をする仕組みを地域で実践していることをユーザーに知っていただき、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動、「エシカル消費」の考え方を、家づくりや建築の分野でも推進したいと考えています。一人ひとりの消費行動が未来のこどもたちのために豊かな日本の森を残すことにつながることを、真摯に伝えていきたいと思っています。

【How: チームワーク、パートナーシップで目標を達成する】

「デジタル展示場」事業は、当社含め地域の中小企業1社ではできないことを全体で実現する、パートナーシップでの目標達成を積極的に推進していきます。地域に最大限の効果を発揮できるよう、各方面のプロフェッショナルが集結して事業運営を進める仕組みです。木材・建築関係企業のパートナーシップの他にも、行政や学校、IT関係やプロモーションの分野においても幅広くの団体に共感を頂き、パートナーシップ※でスタートします。

※パートナーシップ先は以下の通りです。()内は、所在地とどのようなことを共同で行うかについて。

  • 岐阜県林政部(岐阜県産材に関わる情報提供、補助事業による応援)
  • 岐阜大学応用生物科学部 光永徹教授(岐阜県産材、ユーザーの健康に関する共同研究)
  • 首都大学東京 星旦二名誉教授(ユーザーの健康に関する指導)
  • 岐阜森林文化アカデミー森林技術開発・支援センター(岐阜県産材に関わる情報提供)
  • 岐阜県森林組合連合会(岐阜県産材に関わる情報提供)
  • 日本ユニシス(株)(東京都、システム構築・DX支援・事業企画の共同実施先)
  • (株)ビズ・クリエイション(岡山県、ケンガククラウドシステムの連携と集客に関するアドバイス)
  • (社)日本防犯学校 梅本先生(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス)
  • (株)エヌリンクコンサルティング(東京都、ユーザーの家づくりに関するアドバイス)
  • (株)アドキットインフォケーション(岐阜県、地域プロモーションについての共同サービス開発)
  • (株)天野企画(岐阜県、プロモーション企画、撮影、製作)
  • (株)Think blue(岐阜県、モデルハウス装花、撮影)
  • 地域工務店約40社(岐阜県、愛知県、モデルハウスVR展示等)
  • 岐阜県産材木材メーカー約5社(岐阜県、愛知県、動画展示等)
  • 設計・不動産業者・建材メーカーその他業種約5社